欧米のプロトレーダーのFXの発想とは

欧米と日本のFXプロトレーダーの違いとは

一般に、日本では、収益計画を考えるときに、月平均で考えようとするところがあります。つまり、月にいくら儲けるとして、年間だと、12倍でいくらだから、悪くないなといったことを、頭に浮かべたことはありませんか。

 

しかし、よく考えてみてください。相場は、毎月同じように動いてはくれません。もちろん、大きく動く月もあれば、狭い値幅のなかでの取引が何力月も続くこともあります。

 

こうしたムラのある相場で、平均的に儲けようとすること自体、かなり難しいことです。では、収益獲得にあたってどういった発想をもつべきか、それは欧米のFXプロトレーダーたちの考え方が大変役立ちます。

 

彼らは、平均的に収益を出すという発想はありません。

 

儲かるときに大きく儲けるという発想があります。ひとつは、狩猟民族的な発想で、稼げるときは稼ぎ、稼げないときはじっと待っている。

 

たとえ余分なことをしてしまったとしても、これは違うと思えば、早々に手を引くということです。これの良い例は、2012年10月から翌2013年5月までに、米ドル円」が25円も上昇したときのことでした。

 

例年であれば、米系ファンドは、12月末の決算を終えると休暇に入りますが、このとき、彼らは大きく儲けられるチャンスをすまい!と、12月に入っても買いの手を緩めず、とくに、25日のクリスマス当日には、さらに大きく買いで仕掛けました。

 

相場は続騰し、この大勝負に彼らは勝ち、大儲けとなりました。

欧米のFXプロトレーダーは儲けることに、とにかく専念する

ただし、それだけではなく、何しろ早く利益を出したいということが彼らの本音です。早く、収益を出せば、それだけバジェット(収益目標)達成のプレッシャーが和らぎます。

 

ですので、年間を通しても、6月の中間決算までにはある程度、バジェットをつくるようにしています。

 

ただし、儲ければ儲けるほどボーナスが良くなりますので、夏休み明けの9月からまた頑張ろうとします。したがい、彼らの収益獲得のスタイルがわかると、どの時期相場が活発になるかもある程度わかってきます。

 

また欧米勢の負け方にも、学ぶ点があります。彼らが、自分の見方が間違っていると認識したときは、躊躇なく一気にロスカットして、すべてのポジションを解消します。

 

この自分の非を認め、行動に移すことは、マーケットで生き残るためには、必要不可欠なことです。

 

ポジションが大きければ、彼らのロスカットによって、相場が大きく動くこともありますが、彼らにしてみれば、負けたとわかれば、一刻も早く、マーケットから脱出することしか頭にありません。

 

そして、ひとたび、ポジションがスクエア(ノーポジ)になれば、傷を癒す、つまり、休むことに徹します。

 

このように、稼げるとき稼ぎ、稼げないときは余分なことはしない、たとえ余分なことをしてしまっても、早く切るというメリハリがはっきりしています。

われわれ日本人FXトレーダーが彼らから学ぶこと

とくに、アメリカ人とか、イギリス人とテクニカル的なことを話していて、いつも思うことは、FXチャートのラインひとつをとっても、フリーハンドで引いていて、こんなんでいいのという大雑把さです。

 

几帳面な日本人だったら、少しのラインのズレにも神経を尖らせているのに、彼らのフニャフニャなラインを見ていると、これじゃあ当たるものも当たらんわと思ってしまいます。

 

しかし、彼らのすごさを感じるところは、はたと思いつく(インスピレーション)ことと、それを膨らませる(イマジネーション)ことだと思います。

 

ですから、彼らは、チャートは、コンピュータにお任せで、そのチャートから何を思いつき、それがどうなるかというストーリーの膨らませ方には、確かに勉強になるところがあります。

 

確かに、日本人と欧米人で発想は違います。しかし、それが、自分にとって役に立つのなら、躊躇なく欧米人のやり方も使うことだと思います。

 

とくに、日本人が、もっと発想を膨らませたほうが良いと思う点があります。それはトレードスタイルで、日本人が得意とする「戻り売り、押し目買い」だけではなく、相場の状況によっては、欧米勢が得意とする「買い上がり、売り下がり」も、実践できるようになることです。

 

参照:FX比較ランド